紙芝居作った話。『にんじんのおはなし』
娘がまだまだ幼い時、夜添い寝しながら寝かしつけるために話した『お話』今回はそのお話の中の一つを紙芝居にした話を書いていきます。
毎晩、毎晩、よくもまあ話したものだ。
約半年前に悪性リンパ腫と医師に告知をされて、入院と一時退院を繰り返しながら、何となく家の中の身辺整理をしようと片付けを始めた私。
その殆どはゴミとして焼却場に焼却しに行ったけど、ずっと探していた思いもよらないものがこの時に出てきた。
ビデオカメラの充電器である。
どんなに探しても無かった充電器。
子供が生まれてすぐに缶コーヒージョージアの懸賞で当たったビデオカメラ。子供の成長過程をずっと撮り貯めていたのだけれど、いつの頃からか充電器が見当たらなくなり、ビデオカメラを使うことが出来なくなった。
あれから3年ほど。
不意に出てきた充電器をビデオカメラに繋ぎ中の映像を見始めた。そこには幼い我が子と元気な姿の私が居た。
幼い子供の笑い声、元気な私の笑い声。
今は、そんなに幼い娘も元気な私の姿も、もうなかった。
泣けてきた。
この中の映像がいつでも見れるようにと中のデータをパソコンの中にバックアップした。
その日の夜、ふと昔の事を思い出した。娘が幼いときに、私は毎晩のように娘を寝かしつけるための『おはなし』を毎晩即興で話していた。
あの話をこのまま無かった事にはしたくない。そう思った私は、娘に話した『おはなし』の中でも特に印象に残った『にんじんのおはなし』を紙芝居として残すことにした。
紙芝居の枠台も中の紙芝居も全て手作りだ。
紙芝居のイラストも抗がん剤の副作用が多く残る手で、慣れないマウスを使って一生懸命に描いた。
紙芝居の台枠も、握力も体力も無い中で一生懸命に作った。
慣れない体、不自由な体、そして、抗がん剤の影響なのか、続かない集中力。
中々思った通りに捗らない作業に苛立ちを覚えながらも、やっとの思いでこの日完成した。
思えば、『悪性リンパ腫』と言う病気になってからというも、ひとつのものを成し遂げられるとは思わなかった。
でも、この日完成することが出来た。
こんな達成感はいつの日以来なのだろう。
素直に嬉しいし、自分自身を褒めてあげたい。世のお父さんはもっと頑張っている。もっと稼いでいる。
でも、今の私にはこれくらいしか出来ない。
出来ないのだ。
悔しいし、悲しい。
でもね。でもね。でもね。
もう、決めたんだ。やりたい事をやりたいだけやって。
自分自身をもっともっと表現することに。
このお話は私と娘の大事な特別な思い出。
ニンジンが嫌いだった娘の為にどうにか食べれるようにならないかと考えて話したお話。
この『ニンジンのおはなし』を話した次の日から娘はニンジンを食べれるようになった。それまでは滅多に食べなかったのに。そして今日まで彼女はニンジンを残さなくなった。
この時、子供にとって紙芝居や絵本の力がどんなに役に立ってどんなに子供達に必要なのかを改めて思った。
その紙芝居が出来た。
パパ頑張ったよ。
娘に『にんじんのおはなしの紙芝居がが出来たよ』と伝えると、眼を輝かせて喜んでくれた。その後、一緒に出来立ての紙芝居を楽しんだ。
彼女が私の紙芝居の観客様第一号となった。
話し終えると娘はとても喜んでくれた。
私は、これからも娘にもっともっと感動をさせてあげたいと思った。これからの彼女の人生の中に残る私と言う存在の思い出を感動や喜びでいっぱいにしてあげたいと強く思う。
今の私に出来る事。
娘をいつも笑顔にしてあげたい。
喜びを知る人間にしてあげたい。
だから、私が一番傍で彼女に、私が頑張る姿、喜ぶ姿を見せてあげたいと思う。
これが私が出来る事。
この紙芝居は近日中にyoutubeにて公開したいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。
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がん患者お勧めのグッズ
『悪性リンパ腫』という血液のがんになってしまった私が入院生活中に購入してよかったものを今回はご紹介したいと思います。
がん患者だって快適に過ごしたい。
今回は私が8か月間のがん治療の為に退屈な病院の中で、実際に購入して使って良かったものをご紹介させていただきます。
がん患者となった時、その全てを受け入れて治療というものに専念しなければいけないのでしょうが、入院生活は本当に退屈で退屈で堪りませんでした。
何度も何度も病院のベッドの上で、こんなものあったら良いなと考えてはスマホやパソコンを駆使して、快適グッズを探したりしました。その中でも今回は一部を紹介したいと思います。ブログ内にリンクを張っておりますが全てamazonのリンクなので良かった見てみてください。
では、一つ目は入院生活と言う暇な時間の中で、いかに退屈することなく過ごせるのかというものを紹介します。
入院生活。基本はベッドの上で過ごすことになる。
その膨大な暇な時間を持てあますことなく過ごせる事が出来る便利グッズと言えば、間違いなくパソコンやスマホやタブレット達ですね。病院の中にwifiの環境が整っているところなら、これらがある事でとても快適になります。
ひょっとしたら、抗がん剤の次に私の病状を良くしてくれたのかもしれません。
入院中はこれらでブログを書いたり、お絵描きをしたり、色んな動画を楽しむことで、快適に過ごすことが出来ました。
次にご紹介するのは寝たままでも、そのスマホやタブレットを視聴することが出来るこれです。
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これはスマホ用ですが、これを購入する前は手で持ってスマホを見ていて何度も顔面にスマホを落として痛い思いをしました。でも、これを購入してからはそれもありません。装着したまま任意の角度に調整できますし、承着したままの充電も大丈夫でした。
この他にもタブレット用がありますので、良かったら探してみてください。
次もパソコン関係になるのですが、夜中寝れない時に病室の中でカチカチとマウスをクリックしていると、とても周りの患者さんに気を使いました。そんな時に購入したのがこの静音マウスです。カチカチとクリックする時も、それまで使っていたマウスでは抗がん剤の副作用で指先が痺れていた私は痛くなっていたのですが、このマウスにしてからはその痛みも無くなりました。長時間使っていても疲れにくいマウスだと思います。
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病室の快適グッズの他にも血液内科に入院していた私にとっての身を守るグッズ。
その為にこれを購入しました。これは、3週間に一回訪れる一時退院の時に私の感染予防に大変役に立ってくれていたと思います。加湿機能も付いていますので、のどの保護にもなりました。自動運転にしていると勝手にウイルスや埃、匂いを感知してくれて敏感に作動してくれます。
神経質な私でも、動作音は気にならずに、ぐっすり睡眠することが出来ています。
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次に紹介しますのは、抗がん剤の副作用で抜けて無くなってしまった髪の毛の為の逸品です。
髪の毛が完全になくなる時も、抜けてる段階の時も何のケアもせずに人の目に見られることは大変な苦痛でした。その為に外出するときに必要になった帽子です。ニット帽はチクチクするので、何か他にないのかと探していた時に見つけたのがこれです。天然のオーガニックコットン製なので肌触りもよく、洗濯しても特に縮んだりしませんでした。
一つ買って二つ買って、結局、三つ購入して使っています。色はブラック、カーキ、ピンクの3色を購入しました。
私は頭が大きい方なのですがMサイズでちょうどいい大きさでした。髪の毛が無くなると氷枕が頭皮にくっ付いたりして、かなり痛い思いをしたのですが、この帽子だと肌触りもよくて、装着したまま氷枕で寝ても快適に過ごすことが出来ました。お勧めです。
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これを被って鯉のぼりも観に行きました。
ここまで、色んなグッズを紹介してきましたが、永い闘病生活を支えてくれた最大の功労者はこれかもしれません。
スマホやタブレットやパソコンがあれば、小説を読んだり、映画の視聴なんかも良かったですね。ブルーレイディスクやDVDを借りて来るよりも月額何百円で見放題のサービスなんて、ありがたい限りでした。Kindleストアで読みたい本などを探すだけでも楽しかったです。
入院中の病室では色んな人間ドラマが巻き起こります。例えば家族にあのDVD借りて来てとか言って、そのやり取りで喧嘩が絶えない同室の患者さんも居ました。観たいものじゃなかったんでしょうね。動けない患者さんの願いは嘆願なんですよ。中々、妥協はしませんよ。家族はそれが分かりませんもんね。
でも、インターネットを使った動画視聴サービスならそんな事もありません。アマゾンのプライム会員なら一か月間の無料期間があるので短期の入院なら、この期間内に退院できるかもしれません。動画もテレビ番組も音楽も見放題聞き放題です。
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私も入院初期はやる事が無くて、ずっと見たくもないテレビを垂れ流していました。観たくもないどこかの不倫騒動や麻薬の話を繰り返し、毎日毎日嫌になるくらいに・・・。
でも、この視聴サービスを始めてからはTVカードなる一枚1000円もするカードを購入することも無くなりました。
入院中の患者にとって辛いのは暇な時間が多い事。しかも、ベッドから身動きが取れないのですから。自由に動けたら、買い物に行ったり好きなテレビや映画を観れるのですけどね。
入院中は病院食にも飽き飽きしていたので、こういった動画視聴サービスでグルメ番組などを見ては満たしておりました。画像は孤独のグルメです。
私は永い入院生活で、インターネットと言いうものと、こういった配信サービスに大変助けられました。こういったものを見ている間は病気や死というものから、解放されるような気がしました。
今回は、入院中に私が購入してよかったもの等を紹介させていただきました。苦痛苦悶で仕方なかった入院生活でしたが、こういった紹介をしてくれるブログやTwitterのフォロアーさんには大変お世話になりました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。
スモークボックス作ります。
元気になったら叶えたい夢。それはキャンプに行く!ってことで今回は、来るべくキャンプに向けて、キャンプの魅力を引き上げてくれるであろう秘密兵器を作ります。
スモークボックスとは何ぞや?
と思う方も多いと思います。スモークボックスとは、燻製をするための箱でございます。
『燻製』
ここ最近、アウトドア好きの間ではこの燻製、スモークが大流行しています。以前から、流行していたのかもしれませんが私の周りでは大流行です。
燻製にする食材は、お肉、お魚、野菜、玉子、チーズ等々多種多様です。
食材それぞれにそれぞれの良さがあって病みつきになります。
これが本当に美味しいんですよ。
作り方は箱や容器の中に食材を入れて、その下から煙を発生させて、その煙を充満させて、食材の水分を取り除く。これが一般的な燻製の作り方です。古くから行われる調理方法のひとつであります。
食材の水分を取り除くので、保存食にもなります。
燻製をした食品の魅力は何と言ってもその風味です。その食材の風味はもちろんの事、燻す時に使用する木材によっての風味の違いも出てきます。
この香しい燻製の香りが堪りません。
ビールのお供にも最高です。
ああ、堪りません。
アウトドアショップで買っても、2,3000円の商品なんですが、やっぱり永く使いたい物なので今回も自分仕様のこだわりの逸品にしたいので、いつもの様に手作りをしたいと思います。
まあ、いつも通り作ったことはないんですけどね。
⇩イメージとしてはこんな感じです。
大きさは縦30㎝横幅と奥行きは20㎝位で考えています。それ位の大きさのおかん持ちスタイルで行こうかなと思います。
こうやってイラストを描くといつもの様にワクワク度がさらに増して行きますね。
キャンプには9月の中旬位には行きたいと思っているのでそれまでには完成させたいと思います。
どうなる事やら。
今回はキャンプで大活躍してくれるであろうスモークボックスの制作日記その①をお送りしました。皆さんも、この行楽シーズンお気に入りのアウトドアグッズを携えてキャンプに行きましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。
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もういくつ寝ると~。
9月に入って気候も涼しくなってきました。いよいよ待ってました。アウトドアの季節です。ついに私的なキャンプの季節到来です。
真夏よりもやっぱり秋からがキャンプの季節。
ようやくと言うか待ちに待ったと言いますか、この季節がやってきました。
そうです『秋』です。
もうそこまで来ています。私は夏があまり好きではないので、この季節をいつも心待ちにしています。秋と言えば、皆様にとっては何が思い浮かびますか?
食欲?読書?それとも哀愁?
どれも秋らしいですが私にとっては断然、アウトドアの秋です。暑さも虫も苦手な私にとっての格好のシーズンの到来です。
もう、毎日毎日、キャンプに行きたくて行きたくてウズウズしております。近所のアウトドアショップやスポーツ用品店、ホームセンターを廻っては、新しいキャンプ用品、アウトドアグッズを物色しております。
今まで買い集めてアウトドアグッズも沢山あるので、あらためて買う必要はないのですけれど・・・。やっぱり、買っちゃうんですよね。
だって、見てたら欲しくなるんですもん。
皆さんもきっとこういう事あると思うんですよ。似たようなもの買うとかありますよね。女性だったらバッグとか、男性だったらゴルフクラブとか釣り竿とか。
そんな感じで私が今回買った、今も持ってるけど欲しくなったアイテムとは・・・。
これです。
ランタンです。
キャンプやバーベキューで使う明かりですね。
数ある商品の中から厳選に厳選を重ねて何度も何度も、アウトドアショップに足を重ねて購入した一品です。
今まで、ランタンを持ってなかったのかと言いますと。持っています。2つほど。電球のランタンとホワイトガソリンを使うランタンを。
じゃあ、要らないじゃんと言われたら、それまでですが。今回購入したランタンは今までのホワイトガソリンのランタンや電球のランタンとは違うのですよ。
何が違うかと言えば・・・。
LEDなんです。
L・E・Dなんですよ。
アウトドア界でも今流行りのLEDです。
ずっと欲しかったんですよ。このLEDのランタンが。
何故かと言いますと、ガソリンランタンの様にガソリンを入れなくても良い。臭くならない。うちには小さな娘が居ますので危ない事も今までありました。
でも、このLEDランタンなら安全です。車の中が臭くなることもありません。
だから、ずっと欲しかったんですよ。
で、実際使ってみての感想なんですけれど、見た目よりも軽いです。大きさは縦30cm程、横は20㎝程です。かなり大きめと言っても良いでしょう。単一の電池を6本使いますが明るさ的には十分明るいです。
↑電池はアルカリの乾電池を6本使用します。ランタンの底側に蓋があり、簡単に蓋も採れますし、ガイド通りに電池をセットするだけなので簡単でした。
明るさは最大で1000ルーメンあります。
かなり明るいです。殆ど水銀灯です。しかも、リフレクター(反射板)が付いていますので、夜中に点けていても周りのキャンパーの迷惑になりません。明るさも3段階調節できます。
LED自体は青白く光っているらしいのですが、それを特殊な加工によって光を白くしているのでかなり明るいです。
↑半径5m位ならば余裕の明るさでした。
↑ リフレクター(反射板)を装着した状態。ランプの裏側には明かりが行きません。
↑ リフレクター(反射板)を外した状態です。明かりが周囲を照らします。
アウトドア以外にも車の整備、倉庫内の整理など、電気の設備がない場所でも最適なんではないでしょうか。
今まで使っていたランタンはテーブルの上において使っていましたけれど、このLEDランタンはテントを張ってる場所、テーブル周りなどをいっぺんに照らしてくれるのでかなり助かります。
もちろん、リフレクターを外して、全体を照らすことも出来ます。
実はあと一つ購入したものがあります。
それはこちらです。
ランタンです。
またしてもランタンです。
でも、小さいランタンです。
明るさもさっきのランタンの50分の1の20ルーメンしか光りません。
要らないじゃんと思われるでしょう。でも、この小さいランタンは、テントの中とか夜一人でトイレ行くときとか、ひっそりとしたい時に向いてます。
カラビナと言う吊り下げるものもついてるのでロープなどにも吊り下げる事があります。
まあ、気に入ったのは小さいながらも一丁前の格好とその色なんですけどね。
私はオレンジが大好きなんです。
こんな感じで軽いので木の枝なんかにかけても使えます。
因みにこのランタン3色ありまして、それぞれ名前が違います。このオレンジのランタンは『マイキャンプランタン サバンナ』と言う名前です。ガラスの面に小さくサバンナに浮かぶ木と象のシルエットがあって、可愛いです。
色はオレンジの他に青と緑があります。
どれも可愛いので、近い将来と言うかすぐにでも3色買い占めます。
いやぁ~楽しいです。
今回は私が最近購入したアウトドアグッズをご紹介させていただきました。アウトドアが苦手、行った事が無いという方も自分が気に入ったアウトドアグッズがあればもしかしたら行ってみたいと思うかもしれませんね。是非行って、あの開放感、不便なことの楽しさを共感していただきたいと思います。
もうすぐそこまで来ています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。
コールマンミレニアLED
キャンプサイトランタン
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コールマンマイキャンプランタン
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涼しくなったらの料理始めました。
料理って面白いですね。定番のメニューがあったり、季節ものの料理があったり、今回は、涼しくなり始めたら食べたくなる料理について書いていきたいと思います。
涼しくなったら食べたくなります。
料理って色々ありますけど、日本と言う国は四季がはっきりしているので、それぞれの季節に合った料理がありますよね。
例えば、冷やし中華、ざるそば、ぶっかけうどん等が夏の定番料理で、その反対の季節の冬の料理は、おでん、グラタン、鍋焼きうどんなどですかね。
ここ最近、涼しくなってきたので我が家でもそう言った涼しくなったら食べたくなる料理が一気に食卓に並びます。まあ、それを作っているのは私なんですけどね。
だから、今日は早速、お昼にグラタンを作ったんですよ。
グラタン。
洋食屋とかだとメニューにあったりするんですけれど、ここ最近はあんまり見かけません。友人と食べに行った時に頼んだりすると一人だけ時間かかるメニューだったりするので、ひんしゅくをかうメニューだとも言われていました。
美味しいんですけどね。
外でもあんまり見なくなりましたし、頼んだら時間かかったりするので私はよく家で作る料理です。ホクホクのジャガイモとこんがりチーズのハーモニーが堪りません。
まあ、猫舌の私は必ずと言っていいほど舌を火傷するんですけどね。
だから、お店で頼むときも一人で行く時か家族で行く時じゃ無いと時間かかってしょうがないので頼めません。料理が来るまでも時間かかって来てもふぅ~ふぅ~と慎重に食べないといけませんからね。
涼しくなったら美味しくなる料理、他にも鍋焼きうどんも同じように舌を火傷しないように慎重に食べる料理です。
そして、涼しくなった今夜の料理は、、、
おでんです。
やっとというか待ちに待ったというか私の大好物なんです。
おでん。大好きです。
晩ごはんのおかずにおでん?!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。おでんは、おかずにならないという方も多いらしいですね。
でも、我が家では立派なおかずになります。写真を見てもらえれば分かると思いますけど、我が家のおでんには、手羽元や牛すじ、タコなどが入っています。妻が初めて私の家でおでんを食べたときに『おでんに鶏肉が入っている!!!』とびっくりしていたのを今でも思い出します。
私の生まれ育った家ではこの手羽元入りのおでんが当たり前だったんですけど、大人になって聞いてみたら、あんまり居ませんでした。手羽元入りのおでんの家で育った人。
美味しいのに・・・。
コンビニにも置いて欲しいくらいです。
手羽元のおでん。
昆布だしと大根の甘みと手羽元の出汁と牛筋のコク。
これが我が家のおでんです。
このブログを書いている時も、おでんのにおいが充満していて早く食べたいです。
ああぁ、もう我慢できないのでこの辺で失礼します。
いただきます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。
今一番やりたい事。
私は今、病気療養中の身。入院生活の8か月間、何を思い何を目標に頑張ってこれた。
ベッドの上でずっとずっと夢見てたもの。
今回は、もうすぐ達成できそうな私の夢について書いていきたいと思います。
夢と言っても、自分のお店を持つとか、遠い国に行くとか、そう言う大きな話ではありません。
どんな夢かと言いますと『キャンプに行く!』です。
キャンプ?
それが夢?
と多くの人が疑問に思うかもしれません。でも、永い入院生活の為に自力で歩くことも出来なくなっていた私は、病院のベッドの上で元気だった頃の自分の事を色々と思いだしたりしました。
その時に見たスマホの中の元気な自分。汗かきながら笑ったりしていました。家族と一緒に海に行ったり山に行ったり。
その写真には笑顔と汗が輝いていました。
元気になったら何がしたいんだろう?
ふと、そんなことを考えたのもこの頃でした。ベッドの上で過ごす日々の中、不自由な体、抗がん剤の副作用がキツイ体。
元気になったら何がしたい。この思いが私に力と勇気をくれました。
他にも私に力と勇気をくれたものがありました。
それは『自然』です。
自然。
木や花。海や川。山や丘。
自分が死線を彷徨っている中で、たまの退院中に感じた風の冷たさや暑さ、風の香りや太陽の光、春先に咲く草花にも大きな勇気、力をもらいました。
元気な時も色々なものに、大きな力をもらう事は何回もありました。褒められた時や悔しい思いをしたときに頑張ろうと思いました。
でも、頑張って生きてみようと思ったのは、あの頃の自然から貰った力と勇気からだと思います。
自然の力と自分の元気な姿。やりたいことが決まりました。自然の中で過ごしたい。そう思うことが多くなりました。
だから、病院に戻ってからもyoutubeで自然の中で過ごす人々の動画を観たり、キャンプをする人々の動画に力をもらいました。熊本出身の芸能人ヒロシさんのyoutubeのチャンネルも多くの力をくれました。テレビの中で見せる姿ではなく、力が入ってない自然体のヒロシさんの姿に魅かれました。お勧めです。
毎日毎日、朝も昼も晩も。キャンプに行くことに思いを馳せる私。
でも、その時の私は歩くこともままならず、しゃがんだら人の手を借りないと立てないほどの筋力だったので、大自然の中で『キャンプに行く!』等と言う話は、夢のまた夢でした。
あれから、数か月。度重なる苦難、至難をようやく抜け出すことが出来て、めでたく退院することが出来ました。そして退院して、もうすぐで2か月。
ここに来て筋力も気持ちの元気もグンと上がってきたのです。これもひとえに応援していただいた多くの皆様のお陰だと思います。
体力的にもまだまだ、登山や遠方に行くのは無理ですか近場で、のんびりと自然の中でBBQをしたり、夜中に月や星を眺めながらコーヒーを飲みながら夜を明かしたいと思います。
ここ最近はどこに行こうかな、何を持っていこうかなぁという思いでワクワクしています。
辛かったけど、寂しかったけど、辛かったけど、頑張ってよかった~。
目的地はまもなくです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。
Go to Россия!
夏休み最後のこの日、2018年に行われるロシアワールドカップのアジアオセアニア最終予選の日本対オーストラリアの試合が行われました。
久しぶりのサッカーの試合観戦
この日は、去年の12月18日に病院のベッドの上で、クラブワールドカップの鹿島アントラーズ対レアルマドリード戦の試合を観て以来のサッカー観戦となりました。
入院生活をして以来、集中力というものが極端になくなってしまい長時間同じことをするという事に耐えれなくなってしまった私は大好きなスポーツの観戦をほとんど出来なくなりました。
でも、この日は別です。
なぜなら、4年に一度開催されるワールドカップの最終予選の試合日だったからです。しかも、この試合に勝てば日本代表の出場が決まる。この試合だけは見逃すわけにはいきません。
テレビを観るのも久しぶりなのだけど、試合開始までの選手のウォーミングアップの映像が流れてる時に今までの日本代表戦の試合を思い出しました。
一番印象に残っているのは、やっぱり1994年開催のアメリカワールドカップの日本代表対イラク代表戦。いわゆる、ドーハの悲劇の試合です。
サッカーと言うスポーツは、私が子供の頃は、今の様にメジャーなスポーツではありませんでした。でも、漫画『キャプテン翼』が週刊少年ジャンプで連載されて、その後にアニメ化されてテレビ放送が始まると一気に子供たちの中でのサッカー熱が過熱していった様に思います。
私もその中の一人でした。
公園での遊びも野球一辺倒だったのにサッカーをやるようになり、サッカー組対野球組での派閥争いなども起きるようになりました。
学校のグラウンドも奪い合いでした。
日本のサッカー界にとっては、黎明期でした。
それから、私が中学生、高校生と成長していく過程で、同級生の中でもサッカーでブラジルに留学するという友人や将来はサッカー選手になるという友人も出て来ました。
その時はまだ、Jリーグもまだ発足していなくプロのサッカー選手なんてどこにもいなかったと思います。
それが1993年に日本プロサッカーリーグが発足しました。
Jリーグです。
華々しく、始まったこのJリーグ。テレビで観るプロ野球に比べて、演出も何もかもがどこか垢ぬけていてカッコ良かったことを覚えています。
そんな時に開催されたのが1994年アメリカワールドカップの予選でした。
前回大会の1990年イタリアワールドカップでの西ドイツやブラジルやオランダの試合を観てワールドカップに強烈な憧れを抱いていた私は、この舞台に日本も行けるかもしれないという夢を抱いていました。
この時に調べてみると、ここまで日本はワールドカップ出場は夢のまた夢と言う事実に何故か俄然と燃えて私も夢に拍車をかけて行きました。
勝ったら一緒にアメリカに行こうと。
こんな事があって、1993年のアジア最終予選はいつも一人で白熱して観ていました。三浦知良選手、ラモス瑠偉選手、柱谷哲二選手が居た時代でした。
夜中にテレビに嚙り付いてどの試合も必死に応援していました。
そして、あの日、1993年10月28日カタールのアルアリスタジアムで行われた日本代表対イラク代表の一戦。
最終予選の最終試合。その時日本は、6チーム中1位。勝てば文句なくワールドカップ出場。引き分け以下ならば他のチーム次第。と言うまさに正念場。
危なげないながらも、三浦選手や中山選手のゴールで2-1で日本代表がリード。試合時間もあとわずかと言うときにイラク側のコーナーキックになりました。
(ここを凌げばワールドカップに行ける!)
当時、マンションで一人暮らしをしていた私は、万歳の準備をしながら試合終了のホイッスルを待ちました。
頑張れ!もう少し!凌いでくれと!
と・・・その時・・・
イラクの選手は、ゴール前にボールを上げることなく、近くの選手にちょんとパスを出した。ショートコーナーという方法をとったんです。
なんで、ここでショートコーナーなの?
時間無いのに。
多分、多くのサッカー経験者が思ったかもしれません。1点負けてる状況で、残り時間もあと僅かなはず。いつ試合終了のホイッスルが鳴るか分からない状況なのに。イラクの選手が選んだのは手間も時間もかかるショートコーナーだったからです。
でも、これが正に『虚をつかれる』という事だったのでしょう。
ショートコーナーに気付いた三浦選手が慌ててスライディングに行くが届かず、左サイドから上がったボールは見事イラクの選手の頭に当たり、日本のゴールキーパーの松永選手の頭の上を大きな弧を描いて越えて行きました。
くるくるとゴールの中へ。
『あーーーーーーーーーーーー!!!!!!』
私が住んでいたマンション中にこんな声が響き渡りました。窓の外からもあちこちから聴こえて来ました。
多分日本中で悲鳴があがったでしょう。
入った。
2-2の同点だ。
そして、試合終了のホイッスル。
終わった。
テレビの前で呆然となり、事態が呑み込めなませんでした。それは、テレビの中の日本代表の選手たちも同じでした。その場に崩れ落ちるもの。顔を両手で覆うもの。
そして、泣き崩れる中山選手。
私もその場を動けずに泣きました。
そして、何もする気持ちになれずに明けた日の仕事を休んでしまいました。
あれから、20数年。日本代表は5大会連続で出場して、この日に見事オーストラリア代表を下して6回目のワールドカップ出場を決めました。
今、日本代表として戦っている選手たちの殆どがこの『ドーハの悲劇』を知らない選手たち。
昨日の試合を観る限り、よく走り、よく守る良いチームだと思いました。
完全に個人的な意見ですが日本には王様も芸術家もいらないと思います。
皆が皆の為に汗をかき、声を掛け合って、エネルギッシュに走り回り、時には強引に行って欲しいです。
この日の試合は本当に見ていてワクワクしたし楽しかった。ワールドカップに出る試合ではなくてワールドカップでこれが日本のサッカーだというサッカーで勝負してもらいたいと思いました。。
いまでも、20数年前のあの代表のチームはみんなが熱く声を出して走り回っていました。だから、まだまだ未発達な日本中の日本代表のサポーターが熱狂できたのだと思います。
頑張れニッポン!
ありがとうニッポン!
期待してるぞニッポン!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。
この夏の思い出
子供と過ごす初めての夏休み。今までもこの先も、こんなにも一緒に過ごすことはないだろうな。そんな津の日々でした。
離れてた時間を埋めるように。
今年の夏は思い出なんか出来ないだろうなと思っていましたが色々な思い出を作ることが出来ました。
今年の夏は、夏休み中の娘といつも一緒に過ごす、初めての夏休みでした。
始まってしばらくは、賑やかでうるさい娘に辟易としてしまい『頼むから夏休み早く終わってくれ』と何度も思ったりもしました。
体力的にはまだまだ、炎天下の中で過ごすことは出来ないので家の中で二人過ごす日々。
朝6時30分にラジオ体操の為に娘を起こし、朝食を作り、ラジオ体操から娘が帰ってきら妻と娘と3人で朝食を食べて、出勤する妻を『いってらっしゃい』と二人で見送る。
その後にふたりで洗濯をしたり、掃除をしたりしました。
あっという間に午前中が終わるとお昼ごはんを食べに一旦帰ってくる妻の分とあわせてお昼ごはんを作ります。
三人でこうやって毎日お昼ごはんを食べることなんて、この先もあんまり無いと言うことを思ったら中々、感慨深いものがありました。
お昼ごはんが終わったら、娘と一緒にお菓子を作ったりパンを作ったり。
そして、おやつを食べながら一緒に夕方までテレビゲームをやりました。
入院中、離ればなれだったということもあり、この時間は誰にも邪魔をされない特別な時間となりました。
大人にとっての日々は同じ日常や業務、家事などのやらなければいけないことを繰り返し行いながら過ごすこと。になると思います。
でも、子供にとっての日々は、毎日が特別で毎日がとても大切な成長をする為の時間なんだなと思いました。
私の父や母がそうであったように、私も娘の成長の為に何が出来るのかを強く考えさせられました。
毎晩寝る前に『パパ。明日は何する?』と目を輝かせて訊いてくる娘を見て、自分が幼い頃を思い出しました。
父は私にとっては憧れの人でした。何をやっても自分よりは上手な何をやっても出来る人でした。
娘に毎晩そう訊かれる度に『何をしようかな~』と勿体振って、ニヤニヤする私が居ました。
その度に娘は『教えてよ~。いじわる。』と言ってきました。
今日で永かった夏休みも終わりです。途中何度も逃げ出したくもなりましたが、私にとっての特別な夏休みを娘もいつの日か特別な夏休みだったんだなと思ってくれたらと思います。
夏休みの宿題が終わっているのかが心配ではありますが幸せな夏が過ごせたと思います。
ありがとうございます。
すべての夏の思い出たちに感謝です。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。感謝いたします。
初めての菓子パン作り。
お盆も明けて、蝉の声もだいぶなくなり、夜には鈴虫の声が盛んに聞こえるようになりました。でもでも、まだまだ、暑い日が続きます。そんな日々の中にやった事。 その2
冷蔵庫の奥深くに眠っていた『あんこ』の使い方。 その②
前回、冷蔵庫の奥深くに眠っていた『あんこ』使っての水羊羹づくり書きました。
が、残念な事にまだまだ、あんこは残っています。内容量800gのあんこは3人家族には多すぎます。冬だったら、ぜんざい作ってあっという間に消費できるのにこう毎日暑い日が続けばそうもいきません。
最初は全部水羊羹で使い切る予定でしたけど、あんこの量を見たらそうもいきませんでした。残していればいつか使うだろうと思っていましたけど、私の性格上(極度の面倒くさがり屋)なので、使わない可能性もあります。前回書いた通りに妻が買って来たものですが私が封を開けた以上は私が消費者の責任を負う事になります。
もし、このまま使わずにカビなどは得させたらどんな雷が(妻から)落とされるか分かりません。
なんで、今日中にこの『あんこ』を消費することにしました。
でも、何に使おう?!
あんこ、あんこ、あんこ。
あんと言えば、
これしか、思い浮かびません。
あんパン作ろう。
ということで、今回は『あんぱん』を作る事にします。
毎度おなじみですが、私はあんパン作った事ありません。
でも、何度かカンパーニュを焼いた事で調子に乗っております。だから、多分大丈夫です。注意点としては、こういう感じのパンは、
いっぱいこねる。頑張ってこねる。必死にこねる。
これが大事だと思います。
では、作っていきます。
あんぱんの材料
強力粉・・・150g
ドライイースト・・・3g
塩・・・ひとつまみ
砂糖・・・15g
牛乳・・・100cc
無塩バター・・・20g
あんこ・・・300g
卵黄・・・1個
今回は、いっぱいこねないといけないのでフードプロセッサーの力を借ります。牛乳以外の材料を入れて、一回混ぜます。
次に牛乳を少しながら入れます。そぼろ状になったら、もう少しだけ足します。
いい感じにまとまってきました。更にこねます。
ある程度こねたら、ここにバターを混ぜていきます。溶かしバターの方が良いかと思いますが室温も高かったので溶けるだろうといういい加減なノリでこのまま混ぜてこねます。2~3分位。
ある程度の艶が出て来たので、ボウルに入れてラップをして常温で発酵させます。
30℃で30分位。
生地が倍くらいに膨らみました。(一次発酵)
テーブルに打ち粉をして生地をのせます。
生地を4等分にします。
生地を丸めて成形します。直径7,8㎝位。
そして、そのまま放置してます(ベンチタイム15分)
この間にあんこも丸めておきます。
生地の中にあんこを入れて、オーブンプレートの上に並べていきます。
このまま放置します。(2次発酵45分)
2次発酵が済んだら、卵の黄身を溶いてペタペタと塗っていきます。
オーブンで190℃で15分~20分 焼き具合を見ながら焼きました。
丁度、外出から帰って来た子供におやつとして出しました。
緊張の一瞬でしたが、『これ、パパが作ったの?』と言う驚きの言葉と共に『おいしいよこれ!』を連発してくれました。あと、『アンパンには牛乳でしょ!』というごり押しも『合うね!』というお褒めの言葉を頂けました。
冷蔵庫の奥深くに眠っていた『あんこ』の消費というミッションも無事に娘の誉め言葉で無事に幕を閉じる事になります。この後、仕事から帰ってきた妻も喜んでくれたので作った私としても、あんこを消費出来た達成感とアンパン作れた達成感で大満足な一日でした。これからも、張り切って冷蔵庫の奥深くの食材たちを無駄にすることなく調理出来たらなと思いました。
家族みんな大満足でしたよ。あんこさんありがとうございます。感謝。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。
初めての水羊羹。
お盆も明けて、蝉の声もだいぶなくなり、夜には鈴虫の声が盛んに聞こえるようになりました。でもでも、まだまだ、暑い日が続きます。そんな日々の中にやった事。
冷蔵庫の奥深くの忘れ物。
今年の夏休みの料理担当は殆どが私の仕事。だから、食材の買い出しや管理も私が殆どやっております。基本的には食べたいものや旬の食材を使った料理をするので私の場合は冷蔵庫の中で腐らせるという事は先ずありません。
でも、うちの場合は妻も料理をしますし、買い物もしてきます。冷蔵庫の管理者が二人いる訳です。
そのもう一人の管理者である妻が買って来た食材を私が使ってしまうと『勝手に使わないでよ!』と怒られる事もしばしば。
だから、私も妻が買ってきた食材には細心の注意を払っております。でも、私が使わないでいると、どんどん干からびていく野菜や、冷凍庫の中にどんどん冷凍されていく食材が後を絶たない事もあります。
毎回、毎回、お伺いを立てるのも面倒なので出来るだけ使ってはいるのですが、私が買って来たものと妻が買って来たものが夫婦なのかどうなのか分かりませんが重なってしまう事も良くあります。
だから、ご飯時の私の頭はグルグルとフル回転で食材のマネージメントをすることになります。
そんなにフル回転をしていても、たまに冷蔵庫の奥深くに眠っている食材に出くわすことになります。納豆や豆腐など。
(あぁ~勿体ない。)
と私は思って食品に申し訳なく破棄する羽目になるのです。管理者が一人なのであればこのような事も無いのですが。
今回のありました。冷蔵庫の奥深くから出てきたものが・・・。
今回出てきた食材はこれです。
そうです。『あんこ』です。
これも私が買った物ではありません。子供に訊くと妻がぜんざいを作ろうと思って、まだ寒い時期に買った物であることが分かりました。
ぜんざい。
ここ最近、食べた記憶も。見た記憶もありません。
もう一度子供に訊くと、その時一緒に買ったというお餅はとっくに食べたという事でした。
なるほど・・・。
我が家では、よくある事です。
そのお餅を食べたのが私なら間違いなく怒られる事案です。
きっと妻曰く『ぜんざい作ろうと思って一緒にお餅買って来たのに、なんでお餅食べるの?お餅買ってきて!』と。
でも、今回お餅を食べたのは子供という事で不問のようです。
で、冷蔵庫の奥深くに、このあんこが残っていたという事なんだと合点がいきました。今更、餅を買って来たとしても季節は夏です。ぜんざいなど食べたくもありません。
なので、今回は夏にちなんだお菓子を作ろうと思いました。
作るものは『水羊羹』です。
毎度のことながら作った事はありませんが、何とかなるでしょう。材料はありますからね。材料と言っても水と塩と『あんこ』と寒天くらいですから。
ただの水羊羹を作っても面白くないので中に団子を入れる事にしました。当然その団子も作ります。
水羊羹の材料
・あんこ・・・400g
・かんてん(顆粒)・・・小さじ1
・塩・・・ひとつまみ
・水・・・1カップ
団子の材料
・だんご粉・・・100g
・水・・・適量
・砂糖・・・15g
・塩・・・ひとつまみ
作り方としては、鍋に水を入れて沸騰したら寒天の顆粒を回しながら入れます。この時に常に混ぜておかないと固まってしまうので混ぜながら、寒天を回して鍋に入れて溶かしていきます。
寒天が溶けたら、あんこと塩を入れて溶かしていきます。
あんこが溶けたら、型に流し込みます。今回は真ん中に団子を入れるので、半分もしくはそれ以下の量を流し込みました。ある程度の粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
だいたい。30分ほどで固まります。(この時に型の中を水で濡らしておくと取り出す時に簡単に取り出せます。)
固まるまでに中に入れる団子を作ります。ボウルにだんご粉を入れて砂糖、水、塩を混ぜ合わせていきます。
硬さは赤ちゃんの耳たぶよりも少し軟らかめにしました。
お湯を沸かして、その中に成形した団子を入れていきます。
2~3分ほど茹でて浮いてきたら、お水にさらして熱を取ります。
さきほど、冷蔵庫に入れておいた羊羹の中に、団子を乗せます。
もう一度、寒天とあんこを沸騰したお湯で溶かして型の中に流し込みます。
少し、一回目に流し入れた羊羹の量が多かったのと団子が大きかったので少しはみ出てしまいました。あとは、これを冷蔵庫で30分ほど冷やせば完成です。
思い付きで作った団子入り水羊羹ですが、かなりの出来栄えでした。甘さも控えめで、ひんやり、モチモチで中の団子との相性もばっちりでした。
よくよく考えれば、あの有名な熊本の銘菓に似ていましたね(笑)
まあ、冷蔵庫の奥深くから出て来た『あんこ』を使って作ったものにしては最高の出来だと思います。こんなに簡単にできるのなら是非皆さんにも試していただきたいものです。
今回は夏にぴったりの『団子入り水羊羹』の作り方でした。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。