ものをつくるということ
『ものをつくる。』あえて、ひらがなで表記したこの言葉。いろいろな意味になる言葉。言葉って面白い。今回のテーマは、『ものつくり』です。あなたは、ものをつくりますか?つくる喜びを知っていますか?
誰しもあこがれではじめたい、やってみたいと思う事色々ありますよね。心に余裕があると、やってみたいと思う事。今回はそんなやってみたいことの一つ『ものをつくる』について書いていこうかと思います。
さて、今回のテーマは、『ものをつくる』です。ものをつくると言っても、物を作るという単純なテーマではございません。私にとってのものつくりとは何かを書いていきたいと思います。
日本語でも、英語でも、モノをつくるという言葉、色々あります。
例えば、
物、者、もの、モノ
つくる、作る、造る、創る
Make. Made. create.
上記のように、色んな言葉があります。色んな言葉がありますが、言葉の意味は、大体同じ。同音異義語ではなく。同音同義語なんです。学術的には、違うかもしれませんが、私の中での意味は、同じなんです。
ちょっと、意味が分かりにくいですね。どういう意味かと言いますと。ものつくり。言葉は違えど工程は一緒という事です。
紙という物で、鶴を作る。と、大工という者で家を造る。 同じです。
どういう事かというと、ものを使って、つくる工程が同じという事です。
(ものをつくる。工程表)
1 あれ、良いなぁという良いイメージ。欲しくなる。
2 設計図を描く
3 ものを探す。(材料や人)
4 集めたものでつくる
5 反省会
6 好きになる。 or もうやめた。
自分のイメージした通りにものが作れれば良いと思いませんか。自分のイメージ通りに絵が描けた。イメージ通りに料理が出来た。こうなってくれたらいいなと思ってた通りに子供が育ってくれた。どれも、素晴らしいと思います。子供育てるのは決して楽ではないと思いますが。
私はものつくりが好きです。今までに色々なものを作ってきました。理由は色々ありますが一番の理由は自分が作ったもので、人に喜んでもらいたい。これが一番の理由かもしれません。
私がものつくりが好きになったきっかけは、両親です。父は私に本棚や虫かご、ベッドなど作ってくれました。別に大工とかではないんですけど昔の人は何でもできたんだなって思います。今は買おうと思えばなんだって買える時代だから作る必要がないのかもしれませんが。
母も、毎日おいしい料理を作ってくれました。私もまねて作るのですがなかなかうまくいきません。それが悔しくて、悔しくて頑張って作りました。
そしたら、ある日『美味しい!』って言ってくれたんです。あれは本当に嬉しかった。今でも覚えています。
上手くできたら褒めてあげる。これが大事なんだと子供を持つ親として痛感しています。小学校の子供がいるんですが、自転車の練習や逆上がりの練習。
頑張ってできてほしいと思う反面、何でできないの?ちゃんと私の言うことを聞いてって!イライラすることもしばしば。これじゃあ、子供は嫌ですよね。頑張ろうと思う前に失敗したら怒られる。という風な変換をされてしまします。失敗しないようになると子供の体は、がちがちに緊張する。
悪循環ですね。
今思えば、父も母もじっくり、ゆっくり見守ってくれて私の成長を促してくれました。
子供という、ものつくりとしてはまだまだ発展途上の私は子供の頃の思い出を手掛かりに日々、私の子供という、ものつくり学んでいます。
私の性格は、何事にも興味が出たら、とことん好きになる。
これが、長所でもあり、短所でもあります。
あー、あれいいな。ああーこれいいなって思ったら。どっぷりハマり研究します。料理もそうですし、家具作りなんかもそうですね。病気の事もいろいろ調べましたし。
今は、『悪性リンパ腫』という病気の為思い存分料理することも体力的に無理ですし、家具作りに至っては、雑菌やダニなどが木材の中にいることもあるので全くできません。作りたいものは山ほどあるんですがね。
料理は、以前書いたblogでも紹介しているので、今回は、私が作った家具をほんの少しだけ、紹介させていただきたいと思います。
まずは、子供用の椅子です。保育園の年中さんくらいの時に作ったものですかね。
手前の焼き印なんかも作ったりして、自分が作った家具には全て押してあります。製作日数は3日くらいですかね。
次は、どうしても自分の子供が小学校に行くようになったら作ってあげたかったもの。それは、『勉強机』です。
ホームセンターで買ってきた木材。もちろん、作業場なんてないので作業は青空の元です(笑)
設計図に従って加工していきます。
加工してできた部品を組んでいきます
本棚ですね。下には、カートが入ります。
天板と引き出しなんかも作ります。
あいにく、完成の画像がありませんが(今は子供の物置状態なので撮影NG笑)天板の色も日がたつと↑の画像の様にあめ色になります。これは、キッチンに置いてる作業台ですね。手前のタイルを埋め込んでいるので熱い鍋なんかもそのまま置けます。
紹介した学習机なんかも既製品を買ってしまえば、この私が作った材料代、手間賃より、安いものもあると思います。でも、色だとか風合いってのは手作りならではだと思います。子供もパパが作った机だと言って喜んでくれました。
自分がつくったもので人に感動を与える。そんなことが出来るのであれば良いなっていつも思います。料理も、絵も、家具も、学校に持って行かないといけない雑巾なんかも作ってもらった物と既製品では愛着も違うと思います。
ものつくり。
人を育てる。
同じだと思います。私も、『悪性リンパ腫』になった今。何ができるか、何を残せるかという事を考えて生きていますそれが、今の私の活力であり、生きる、辛い治療を乗り切る原動力になっています。
好きなことで生きる。
これが出来れば良いなって思います。自分が好きなことで誰かに感動を与え、喜んでもらい私が両親からもらった喜びを今度は私が子供に伝える。それが理想です。
この先どうなるか分かりませんが、私が作ったもの、料理、撮った写真で、今は幼い子供が将来自分の父親は、こういうことを伝えたかったんだと思ってくれれば父親冥利に尽きますね。今は、自己満足かもしれませんが。
このblogもそのひとつになればいいな、、、。
最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝いたします。