この夏の思い出
子供と過ごす初めての夏休み。今までもこの先も、こんなにも一緒に過ごすことはないだろうな。そんな津の日々でした。
離れてた時間を埋めるように。
今年の夏は思い出なんか出来ないだろうなと思っていましたが色々な思い出を作ることが出来ました。
今年の夏は、夏休み中の娘といつも一緒に過ごす、初めての夏休みでした。
始まってしばらくは、賑やかでうるさい娘に辟易としてしまい『頼むから夏休み早く終わってくれ』と何度も思ったりもしました。
体力的にはまだまだ、炎天下の中で過ごすことは出来ないので家の中で二人過ごす日々。
朝6時30分にラジオ体操の為に娘を起こし、朝食を作り、ラジオ体操から娘が帰ってきら妻と娘と3人で朝食を食べて、出勤する妻を『いってらっしゃい』と二人で見送る。
その後にふたりで洗濯をしたり、掃除をしたりしました。
あっという間に午前中が終わるとお昼ごはんを食べに一旦帰ってくる妻の分とあわせてお昼ごはんを作ります。
三人でこうやって毎日お昼ごはんを食べることなんて、この先もあんまり無いと言うことを思ったら中々、感慨深いものがありました。
お昼ごはんが終わったら、娘と一緒にお菓子を作ったりパンを作ったり。
そして、おやつを食べながら一緒に夕方までテレビゲームをやりました。
入院中、離ればなれだったということもあり、この時間は誰にも邪魔をされない特別な時間となりました。
大人にとっての日々は同じ日常や業務、家事などのやらなければいけないことを繰り返し行いながら過ごすこと。になると思います。
でも、子供にとっての日々は、毎日が特別で毎日がとても大切な成長をする為の時間なんだなと思いました。
私の父や母がそうであったように、私も娘の成長の為に何が出来るのかを強く考えさせられました。
毎晩寝る前に『パパ。明日は何する?』と目を輝かせて訊いてくる娘を見て、自分が幼い頃を思い出しました。
父は私にとっては憧れの人でした。何をやっても自分よりは上手な何をやっても出来る人でした。
娘に毎晩そう訊かれる度に『何をしようかな~』と勿体振って、ニヤニヤする私が居ました。
その度に娘は『教えてよ~。いじわる。』と言ってきました。
今日で永かった夏休みも終わりです。途中何度も逃げ出したくもなりましたが、私にとっての特別な夏休みを娘もいつの日か特別な夏休みだったんだなと思ってくれたらと思います。
夏休みの宿題が終わっているのかが心配ではありますが幸せな夏が過ごせたと思います。
ありがとうございます。
すべての夏の思い出たちに感謝です。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。感謝いたします。