make the style. オレンジランプのブログ

私、オレンジランプが自由気ままに過ごす日常。大好きなもの作り。料理。家具製作。猫。アウトドア。子育て論。などなど、気ままに発信していきます。

対話力。気持ちの伝え方教えます。

自分の気持ちや自分の思いを相手に伝える。どう伝わるか。どう伝えるか。そこに気付いて、そこを感じて欲しい。

 

今生きている社会と言うのは、人間と人間のお付き合いの繰り返し。だからこそ気持ち良く生きていきたい。

 

 今の私は、病気療養中で自宅でのんびりと過ごしておりますが、元々、営業マンでした。自分でいうのも何ですが、敏腕。辣腕でした。だからこそ、何度も大抜擢をされました。

 

その中で、気づいたことが沢山ありました。

 

以前、私が勤めていた会社は、色んな企業で営業を経験してきた言わば営業慣れした人が多く求人に応募してくるような会社でした。

 

『営業慣れした人』

 

聞いた感じでは、すぐにでも売り上げを上げて会社に貢献できる人達の様な感じでしょうが、残念ながら入社して3か月後には、そのうちの7割が離職していくような会社でした。

 

私の同期も2年後には誰一人居なくなり、後輩も中々育ちませんでした。

 

でも、私は独立独行をするタイプの人間なので、今何が必要で、今何をするべきかを常に考え行動していました。

 

その結果、顧客の信用を勝ち取り、売上もぐんぐん上げる事が出来て、昇給、昇進して営業職から営業職の管理の仕事をするようになりました。

 

大抜擢でした。

 

部下は皆さん、何十年も先輩の方々。

 

でも、冷静に先輩たちを見てみると『対話力』が疎かな方が多かったような気がしました。

 

これが、人が育たない原因だという事は一目瞭然でした。

 

別にここで、会社のやり方や先輩方を非難するわけではありませんが、私が管理者となってからは顧客も増え、離職率も減り、会社全体の売り上げも上がって行きました。

 

この時も私が気にしていたのは『対話力』です。

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 私はこの『対話力』さえあればどんな環境でも、自分の存在を認めてもらう事が出来て、何でも有利に事が運び、どんな状況でも事がスムーズに運ぶような気がします。

 

何もこの『対話力』ビジネスの世界の話だけではありません。

 

恋愛でも友人関係でも家族の中でも活かせる技術なのではないでしょうか。

 

でも、『対話力』を持ちたいからと言って、おしゃべりに成れと言うわけではありません。

 

お喋りな人=対話力がある人

 

では無いからです。

 

では、対話力がある人と言うのはどう人の事でしょうか?

 

私が思う対話力がある人は、目の前にいる人物がどういう人か、どういう考え方をする人かを常に考えて理解しようとして、それに対して自分の思いや考えを自分の意思を尊重してもらえるように導くことが出来る人だと思います。

 

『対話力』がある人=Take control(統制・管理・制御)出来る人

 

だと思います。

 

私の対話人としてのルーツは生まれた家にあります。

 

私は商売人の家で生まれました。

 

そして、商売人の息子として育ちました。

 

小学校2年生の頃に父の会社と自宅が隣接することになり、家業の顧客から昼夜関係なく電話がかかって来る日々がこの時から始まりました。

 

父や母が留守の場合は、私や姉たちが電話に出る事になるのですが、相手は大人の方たちばかり。

 

その時に受け答えが上手く出来なかったら、怒られることもありました。まだ、幼いからと言って許してもらえる訳ではありませんでした。

 

だから、そのお電話の相手に怒られたくない一心で父や母の電話の対応を見て一生懸命学んだ記憶があります。

 

・誰からか

・誰宛か

・何に対しての電話か

・返答が必要か

・期限はあるのか

 

こう言ったことを常に気にしながら、小学校2年生の頃から電話の受け答えを鍛練していました。

 

これが、癖になったのか私は幼い頃から人間観察をして、相手の考え方や伝えようとしていることを気にしながら喋るようになったんだと思います。

 

これが、『対話力』の始まりだったんだと思います。

 

 

今話題のドラマを観ていたら自分の考えや思いを伝えるのが苦手って思っている方も多いかもしれないなと思いました。

 

自分の気持ちを上手く伝える。その為には、どうすれば良いのでしょうか?

 

一番の近道は、その思いを伝えようとする相手の事を理解しようとしてみてください。

 

その相手の趣向や考え方を理解しようとしてみてください。

 

つまり人間考察・観察です。

 

これが『対話力』の初めの第一歩だと思います。

 

考えてみてください、例えば自分があんまり良い印象を持ってない人に自分が興味が無い話をされたり、自分に失礼な態度をとる人の話を聞きたいと思いますか?

 

答えはNOですよね。

 

だからこそ、自分が想いを伝えたい人側に立って、その人の懐の中でくすぐってあげるのです。

 

こちょこちょと。

 

強引すぎるのはNGです。

 

ギャンブルやらない人に、競馬やパチンコの話をしたりしてもマイナスなイメージを持たれるだけでしょうし、未婚の方に子育ての話をしても怪訝な顔をされてしまうのがオチでしょう。

 

↑私の経験談です。

 

サッカーが好きな人にはサッカーの話、料理が好きな人には料理の話。相手が話す話を楽しそうに頷くだけでも相手の印象は良くなっていくはずです。

 

そして、相手との共通な話や趣向の話でお互いの好感度が上がったら、今度一緒にって言う感じで、その気持ちや思いを共有していくわけです。

 

一緒に行こう。

一緒に食べよう。

一緒に観よう。

一緒にやろう。

 

自分が想いを伝えたい人にこう言われたら、なんか嬉しくありませんか?

 

そうなんですよ。ここがポイントなんです。こう言われるように相手を導いてあげるのです。

 

例えば、自分に好きな人が居て、その人と一緒に行きたいレストランがあったとしましょう。そこに行くのがあなたの願いだとします。

 

でも、あなたが相手の話も聞かずに、自分の言いたい事だけをベラベラと喋って、

 

『ねぇ~いつも暇なんでしょ。連れて言ってよぉ~』

 

って言っても煙たがれるだけかもしれません。

 

私だったら一緒に行かないと思います。

 

だから、相手の気持ちを尊重しながら会話を重ねて、会話が盛り上がった時に

『私もそこに行きたかったんだけど、中々一緒に行きたいと思う人が居なくて・・・。一緒に行ってくれたら嬉しいな。』

 

と言われればグッとくるかもしれません。

 

いや来ます!!!

 

極端な例かもしれませんが、対話力がない人は、お互いの興味がある事を探そうともしないですし、自分の思いを一方的に伝える事だけをやりがちだと思います。

 

これでは伝わりません。

 

最初はフリだけでもいいんです。

 

相手に興味があるフリ。

 

話が合うフリ。

 

それが結果的にはお互いの会話の種になったり、共通項の種になります。

 

あとは、それに水を上げて、陽を当ててあげて、栄養をあげて、そろそろ育ったかなって思う時に収穫です。

 

思いを伝えるのです。

 

もちろん、これ以外にも大事なことは沢山あります。自分の魅力・清潔感・好感度が上がる事は出来るだけやりましょう。

 

ここで大事なのは、あくまでもどうしたらその相手が自分に好感度を持ってくれるのかを良く考えて行う事です。

 

考えも無しにやってしまったら、かえって好感度が下がってしまうかもしれません。

 

『対話力』を上げるためには、出来るだけ相手に好印象を与えて、自分に興味を持ってもらって、自分の気持ちが相手に素直に伝わるように誘導する事なんです。

 

これが出来ない。面倒。

 

だと思ったら、その人に思いを伝える事を辞めた方が良い時かもしれません。

 

この場合はお互いのストレスになるだけですので。

 

楽しい相手となら一緒に居たい筈。です。

 

そう思わせるためにはどうしたら良いか?

 

ここが大事なんです。

 

ここまで書いたことを実践できれば、あなたのこれからの人生が少し生きやすくなるかもしれません。

 

私が入院中に年が20歳以上離れた先輩や後輩の患者仲間に恵まれたのもこの『対話力』のお陰かなと思います。

 

私は目の前の人間の前では素直でいようと常に思います。これが私の『対話力』の種なのかもしれません。

 

もし、このブログを読んでいただいている方の中で中々人間関係が上手くいかないと思っている方がいらっしゃったら、ここに書いたことに少し気を付けてやってみてください。

 

上手くいくかもしれませんよ。

 

待ってても気持ちは伝わりません。言わなくても付き合いが永ければ分かってくれるはず。って言うのは勘違いだと思います。

 

自分から動かなければ人は動きません。

 

人を動かすためには自分が動くのです。

 

だからこそ、まずは自分の思考を動かしましょう。

 

自分がこの人はどうしたら動くのだろう?と考えることから、その人との対話は始まってます。

 

職場、学校、家庭、友人、恋人。

 

色んな場所での人間関係の構築や自分に対する評価もここまで書いた『対話力』があれば優位に出来るかもしれません。

 

なに食べたい?と訊くよりもカレーとラーメンどっちが食べたい?と訊いた方が相手は選びやすいと思います。

 

選ぶと言うのは、選ぶ側が優位な気がしますが実は選ばせる側が優位な立場なんです。

 

これを上手く使えば相手が多少嫌な条件でも了承してくれるかもしれません。

 

これも相手の事を知ればこそです。

 

敵を知り己を知れば百戦危うからず。

 

です。

 

まあ、敵と言うわけではなく、相手ですけど。

 

これからは相手の事を良く見てよく考えて対話力をもって人間と人間で対話していきませんか。

 

そこに相手を思う愛があればなおさら良い結果が出ると思います。

 

質問や相談があれば、コメントやお問い合わせホームやTwitterでお願いします。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。

 

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