make the style. オレンジランプのブログ

私、オレンジランプが自由気ままに過ごす日常。大好きなもの作り。料理。家具製作。猫。アウトドア。子育て論。などなど、気ままに発信していきます。

いいあんべぇ。

どんなときでも元気が出て、お腹にたまって、それでいて飽きない。そんな、食べ物のはなし。

 

シンプルだけどそれが最高に美味しい。

  

シンプルだけど最高に美味しい物。人によっては違うと思いますけど、どんなものがあるでしょうか?

 

誰もが好きで飽きが来なくて元気が出る食べ物って沢山ありますが、その中でも今回は一番シンプルだと思う『おにぎり』について書いていきたいと思います。

 

この『おにぎり』私が子供の頃と比べても、ありとあらゆる種類のおにぎりが売られていますし次から次へと新しいものが生まれています。その勢いは海外でも広がっています。

 

そんな『おにぎり』ですが、みなさんは何の具材がお好きでしょうか?

 

鮭?明太子?シーチキンマヨ?

 

高菜?カルビ?梅?昆布?

 

炒飯?赤飯?

 

毎回迷われる方、私はこれ!って決めてる方、色々いらっしゃると思います。沢山ありすぎて選ぶ方も作る方も大変なおにぎり。

 

私は何を選ぶかと言いますと、、、。

 

梅か塩おにぎりです。

 

他の具材のおにぎりも捨てがたいのですが、やっぱり基本的なものに戻ってしまって結局これになってしまいます。まあ、お店にもたくさんの種類のごはん、具材、のおにぎりがあるんですけれど、

 

でも、やっぱり一番大好きなおにぎりは、

 

誰かが握ってくれたおにぎりじゃないかなって思います。

 

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人が握ってくれたおにぎり。何でこんなにも美味しいのでしょう。

 

それはその中に愛情を感じるからじゃないのかなって思います。私が子供の頃、なかなかご飯を食べない時は母が決まってこの『おにぎり』を作ってくれました。

 

嬉しかったですね。母が握ってくれたおにぎり。美味しかったですね。

 

ふんわりふかふかで塩加減もちょうどいいおにぎりでした。

 

わざとご飯を食べなくしておにぎりを作ってもらうってこともやっていたような気がします。

 

この、自分の為にやってくれてるって言うのも嬉しかったんだと思います。

 

でも、今は昔と少し事情が違うんだなって言う事がありました。

 

以前、私が仕事でお客様のお宅をお伺いしたときに幼い子供さんが中々ご飯を食べてくれないという話をされたました。その対処としてお母さんは、ふりかけをかけて食べさせてるという話を聞きました。

 

ふりかけか、、、。

 

なんか寂しい気がしました。確かにふりかけも美味しいのでしょうけど。

 

それから数か月後にそのお客様のところにお伺いすると今度は、色んなふりかけに子供さんが飽きてしまって大変だという話を聞きました。

 

私は味じゃなくて、食事やごはんという概念が子供にはまだないから、子供にとってご飯の時間が嫌なのかなっていうのを我が子を見てて思っていたので、もっと楽しく遊びの延長でも良いので家族で楽しめるようにしてみたらどうですかという事で、

 

『ふりかけを止めて一度おにぎりにしてみませんか?』

 

とお母さんに提案しました。

人間は元々お猿さんな訳ですからその手から多くの情報を得て脳の活性化と発達を促進しているというのをどっかで読んだことがありました。特に幼い子供にとってこの握るっていう事は凄く重要なんだなっていう事も知っていたので、握って食べる食べ物という事で『おにぎり』と言ったわけです。

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それから、数か月後にそのお宅にお伺いしたら、目の前でその幼い子供がおにぎりを両手に持って美味しそうに頬張って食べていました。

 

嬉しかったですね。

 

手に持ってものを食べる。一見、はしたないと大人は思ってしまうかもしれませんが、幼い子供にとっては関係のない話。手に取って目の前にあるものをかじってみる。

それが食べ物って分かるからモグモグ食べる。美味しそうに。

 

ひょっとしたら、そのモグモグの間に握ってくれた人の愛情や思いも一緒に噛み締めているのかなとも思いますね。

 

だから、誰かが握ってくれたおにぎりは美味しいのかな。

 

うちの子供もそうでしたし、今でもご飯食べないとか言ってても、おにぎりにしたら食べます。←ちょっとイラっとしますけど。

 

朝忙しいから子供のごはんには、ふりかけかけてっていう考えもあるでしょうけど、かえって食べるのが遅かったりするのであれば、おにぎり作った方がかえって早くなるのかもしれませんね。

 

 美味しいおにぎりと言えば、その握り心地や塩加減も重要だと思います。

 

いい塩梅(あんばい)という言葉があるように、その塩の加減、握りの加減が食べてくれる人の事やその日の気候などを考えて握られている食べ物。それが『おにぎり』なんだなって思いました。

 

 

まさに おにぎり=愛情の塊なんだと思います。

 

愛は最高の調味料。とも言いますしね。

 

子供の頃、学校から帰って来た時に戸棚の中に置いてあった冷やごはんで母が握ってくれていた『おにぎり』は最高のおやつでした。

 

山登りで食べる『おにぎり』釣りに行ったときに食べる『おにぎり』通勤中に車の中で食べる『おにぎり』受験の時のお夜食の『おにぎり』形も場所もシチュエーションも違いますけど、そこにはいろんな思いが一緒に握られていると思います。

 

『おにぎり』って書いていたら、お腹が空いてきましたね。

 

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私が子供や妻の為に握った愛情の塊を持って今度、ピクニックでも出かけようと思います。

 

最高の塩のおにぎりを持って。

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。