自分の椅子を作った話 その⑤ 木材加工編3
『あったら良いなぁ。』を形にしたくて始まった自分専用の椅子作り。今回はシリーズ第5回目。座る部分と背もたれを作っていきます。
2日目開始なのです。
ここまでの工程
①椅子のデザインを決める。
②どんな材料を作るか決める。
③自分の体に合わせた採寸をする。
④採寸した寸法に合わせて図面を描く。
⑤図面に従って材料がどれくらい必要かを積算する。積算に従って材料を購入する。
⑥木材を鉋(かんな)かけする。
⑦鉋かけした木材を切るために墨付けをする。
⑧墨付け通りに電動のこぎりで切る。
⑨座面と背もたれの枠の加工をする。
⑩椅子の脚の加工をする。
と、ここまでが1日目の工程でした。体力的にも辛かったので休みながらやった方ですけど、それなりに進捗した方だと思います。
⑪座面、背もたれの加工と取り付け
では、2日目最初にやる事は、1日目の⑨で枠を作った座面と背もたれに桟を入れていきます。なぜ、一緒に作らなかったかと言いますと桟は比較的小さい部品になりますので余った材料で作ろうというのが最大の理由です。
では制作していきたいと思います。
まず最初に行うのは1日目に作った足の部品に座面部分の部品を組み付けていきます。
寸法を測って切る場所と穴あけ加工する場所に印をつけます。
電動のインパクトドライバーを使って穴あけ加工をします。
脚の部品に座面の部品をねじて留めていきます。
左右の脚に座面を取り付けました。
次に座面に桟を取り付けていくので、どれくらいの割合で付けるか寸法を測ります。
この部分は最初から余った材料で作るつもりだったので図面に寸法は記載されていないので改めて寸法を測って取り付けていきます。
等間隔で取り付けられるように印をつけます。
隙間がだいたい1.5㎜位です。
出来るだけ均等に取りつけます。
背もたれの部分も同じように作ります。材料が揃ってないのは余った材料なので仕方ありません。
背もたれをゆっくり座れるように調整しながら取り付けました。肘置きの部分を少し大きめに作っているので飲み物も置けます。
この日は少し暑かったので、ちょっと休憩。少し深めに座って背もたれも良い感じです。正しく私専用の椅子です。
ここまで来たら、出来たも同然?!
いいえ。とんでもありません。ここからが一番、気と体力を使う仕上げの工程です。
でも、予想以上にいい感じの椅子が出来てきているのでワクワクが止まりませんね。
まだ、仕上げ前の仮組の状態ですが、い草のクッションを敷いたらかなりの出来栄えです。自画自賛。
次回はいよいよ仕上げ編です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。感謝いたします。